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巣箱の入手方法

subako  入手の際は次のことに注意
○巣立ち後、内部を清掃するため一部を開け掃除しやすいこと。
○通気・水抜きのため、底板の四隅に穴が開いていること
○前板に停まり木、飾り枝などがあると、カラス、ヘビが襲い易くなる
 1・2個欲しいだけなら、購入するほうが結果的に安上がりです。出来上がりがよくないと木材をまた切断して作り直すことになる。

お勧め購入先2カ所
○日本鳥類保護連盟 スズメ・シジュウカラ用巣箱キット
  国産材:2,620円、育林材:3690円 注、屋根片流れ、穴28㎜のため都会ではスズメも使用
屋根板が開閉式なので、巣立ち後に掃除する時、取り外す必要がある
○日本野鳥の会  シジュウカラ用巣箱キット  税込価格:3,960円
  下はシジュウカラ用キットの中味です

   

自作する際の道具類

subako 1.のこぎり
 まっすぐ切るために補助具が必要で写真のノコギリの左にあるSawGuideがそれです。この補助具が使えるノコギリ
2.電動ドリル
 木ネジの穴、野鳥出入りの穴をあける、などに必要です。手動式だと垂直に穴をあけるのが難しい。少し高いですが、充電式のほうが便利、怪我もしにくい
3.ドリルガイド
 電動ドリルでも板に垂直に保持するのが難しい。既製品もありますか、これは3ミリ刃専用の自作です、※ドリル、ガイドがないと苦労します、垂直に穴開けできず、組み立てたら「ガタガタの箱」になってしまった。
4.プラスドライバー
 ネジ回しです。太さは0番、1番、2番があります、小さな蝶番への小さなネジは0番が必要です。
5.ホールソー
 巣穴などをあけるもの。直径が25㎜/32mm/38mm/44mm/51mm/57mm/63mmがセットになって通常約1000円で売られている。※購入時の注意は軸の太さが使用する電動ドリルの形状・太さに合致するもの。私は1つ太さが太すぎるのを買ってしまった。追加で合致するのを購入しました
6.木工用ヤスリ
 写真でノコギリの右にあるもの。木材の切断面は触ると皮膚を傷つけるので角を丸めるため、また穴を少し広げるのに使う、
7.塗装用の道具
 塗料は「水性塗料」を使用します。油性塗料は臭いが残り、野鳥が嫌います。大きなものを塗るのではないので百均の文房具売り場の絵筆セットで十分です。
8.定規、鉛筆
 直角定規または「差し金」(約500円~)は、木材に直角線引きするのに使用します。それとB2程度の鉛筆
9.その他 
 「木工用、四つ目切り」もあると、ドリルの穴開け位置に少しだけ使うと位置ずれしにくい。木ネジだけでは不安な部分には木材用接着剤が必要です。  …

片流れ屋根巣箱の作り方

 まず、設計図を探します。そして材料を購入します。
1.木材
 杉板または米松などで厚さ15~20㎜がお勧め、24㎜で作ったが重すぎました
 10㎜以下は装飾用であり、野鳥も心配で利用しない
  ベニヤは重いし安物は臭うらしく敬遠される厚さは12~15㎜まで。
2.片流れ屋根
 構造が簡単なので素人でも作りやすい。底板の4すみに水抜きのための穴をあける。
屋根を開閉式にするのが簡単だが、巣立ち後の掃除はやりにくい
  掃除しやすくするには、脇板の半分が開閉できるようにすること
  注意すべき点は、屋根板と背板の接触部から雨水が入りやすいので、背板にテープ状のゴム板などを取り付ける工夫が必要です。

切妻屋根巣箱、作り方

 木材は厚さ15~20㎜ミリ、幅は120㎜と180㎜を使用します
片流れ屋根に比較すると、だいぶ難しいです。ネジ止めの穴の位置に注意すること
1.出入口板に27mmの穴(四角でもよい)あける
2.背板の4角にヒモを通す5㎜の穴をあける
3.底板の四つ角を15mm斜めに切り落とす、通気・水抜き穴です
4.トビラの開閉ができるように、トビラの両脇を少しヤスリで削る、
5.トビラと底板を蝶番でネジとめ
6.底板を側板の間にネジ止め、底板の底は背板下端から55㎜
7.出入口板を側板とネジ止めする、トビラが開け閉めできるかチェック
7-2 開け閉めしにくい場合はトビラ両脇をもう少し削る
7-3、これで箱ができる、あとは屋根をつける
8.屋根板は少し長い板が、もう一つの板の端にのせてネジ止め
8-2 ここは隙間から雨が入らないように接着剤をつけてからネジ止め
9.屋根の背板の裏側からネジ止め、両側2カ所
10.屋根板と出入口板をネジ止め、これで完成
注意、巣箱の取付高さは低くても野鳥は入ります。自宅庭につけるなら高さ1メートルでも大丈夫です。人通りが多い場所は2メートル程度の高さにする


 
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